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価格: 8400円
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柿渋で染めた布地などを、鉄分が多く含まれた泥水などに落とすと、布地の色が黒く変色することがあります。これは柿渋のタンニンに鉄分が反応することでおきた科学反応による変色作用です。遠い昔に、偶然、私たちの先祖は、柿渋に鉄分を触れさせると、このようなシックな黒灰色に布地を染色できることを、見つけ出したのでしょう。この色のことを平安時代には「鈍(にび)色」と名づけられていたことからも判るように、非常に古くから行われている日本の伝統的な染色技法のひとつです。この「鈍(にび)色」の染色が、どれくらい古くから広く行われていたかは、かの芥川龍之介の名作「芋粥」の主人公が着ている着衣が「鈍(にび)色の水汗」だったことでもうかがい知ることができます。現在では、柿渋を木酢鉄に反応させることで、この色を得ることができます。このように鉄分を反応させることで発色させる染色技法を「鉄媒染」と呼んでいます。この「鉄媒染」のシックな味わいを生かして8号綿帆布を染め上げ、「柿渋染」シリーズと同じデザインで作られたのがPERSIMMOM「鉄媒染」シリーズです。※トートバックの開閉はファスナーで行います。 |

